精力剤成分:ストリキニーネ
2019/06/20
ストリキニーネは脊髄における強力な中枢興奮作用を持つことから劇物に指定されている成分であり、日本国にでは精力剤に配合される場合、医薬品として販売されます。
ストリキニーネはマチン科の樹木であるマチンから単離されたインドールアルカロイドです。ストリキニーネは、脳や脊髄に存在するリガンド作動性Cl-チャネル・グリシンレセプターのアンタゴニスト(拮抗阻害剤)として作用します。脊髄における強力な中枢興奮作用を持つことから、劇物に指定されている成分です。ストリキニーネは、ホミカエキス散として、苦味によって唾液や胃液の分泌を促進する苦味健胃剤として利用されています。また硝酸ストリキニーネは、あかひげ薬局が製造販売する勃起促進剤のハンビロンにも配合されています。
≪ストリキニーネを含んだ精力剤≫
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