勃起不全の原因1:器質性(血液循環関連)
2019/06/20
勃起不全の原因のひとつに器質性EDがあります
1..血液循環関連の病気
まず器質性の原因についてですが、器質性の代表的なものとしては血液循環関連の病気が挙げられます。
仕方のないことですが、年齢を重ねると体の各器官には衰えが出てきます。
それには肌の衰えや筋力や骨など各自で自覚できるものもありますが、個人で自覚することができないものもあります。
それが血管です。
年齢を重ねると今までにはお目にかかったことのない病気になることも少なくなく、特に今までの乱れた生活習慣のツケによって糖尿病、高血圧、高脂血症、心血管障害などの血液循環に関連する病気を患っている方も多いのではないでしょうか。
勃起のメカニズムは性的興奮を受けた脳神経から海綿体周辺の血管を拡張して血流を増やすことで起こる現象ですから、血液循環系に障害を持つとペニスに血液が上手く流れ込まず勃起不全を引き起こしてしまいます。
年齢を重ねた男性が性衝動はあるのに、勃起自体が上手くいかないというのはこれが大きな原因であると考えれます。
そんな方の多くは血液循環関連の病気を患っているのではないでしょうか?
老化による勃起不全は身体器官の衰えが原因だとよく言われていますが、直接の原因は老化だけではなく、それに起因して引き起こされる血管循環系の病気が勃起不全を併発しているのです。
現在は40歳~74歳を対象にメタボリックシンドローム検診が行われていますが、この検診はある意味、勃起不全者の早期発見、早期対応ができる好機とも言えます。
メタボリックシンドロームが引き起こす病気である高血圧、糖尿病、高脂血症などはいずれも、勃起不全を併発する代表的なものです。
ですから、メタボリックシンドロームを気にしなければならない年齢に差し掛かったということは、勃起不全の要注意年齢になったということになるわけです。
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