バイアグラの副作用
2019/06/20
バイアグラを服用した時の副作用として多くの人が訴えているのは、頭痛や顔がほてって赤くなる、目の充血、めまいなどの症状です。バイアグラには勃起をさまたげる酵素PDE5の働きを弱める効果がありますが、結果的に全身の血液の流れが良くなりすぎて充血が起こるために表れるさまざまな副作用であると考えられています。このことからバイアグラが勃起機能だけではなく、全身に影響を与えていることがよくわかります。
この他にも動悸や息切れ、鼻づまりや消化不良、下痢などの副作用が出ることもあり、青色が強く感じられて周囲が青く見えるという視覚異常が起こる人もいます。バイアグラの効果は5~6時間程度でそれが過ぎると副作用も自然におさまることが多いので、健康な男性が医師の処方にしたがって服用をしている場合にはそれほど心配する必要はありません。しかしこのような副作用が出ることをあらかじめよく知っておいて、使用した方がよいでしょう。
バイアグラには血管を拡張させる働きがあるので、心臓発作の薬であるニトログリセリンを使用している人が飲むと危険です。また肝障害や脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などの症状がある人は、医師とよく相談をしてから使用可能かどうかを判断するようにしましょう。