勃起不全の原因1:器質性(手術や外傷)
2019/06/20
手術や外傷も器質性勃起障害の一因です
さて最後が手術や外傷による後遺症によるものです。
最近は手術技術が格段に進歩したので開腹せずにガンの手術が行えるというのも決して珍しいことではなくなってきました。
しかしそれでも開腹しての手術を行わなければならないことは多く、その際の不手際によって勃起するのに必要な神経や血管が傷つけられるという不慮の事故も考えられます。
また、特にがんの手術などはできるだけ転移巣を除去することが重要とされているので、場合によっては勃起するのに必要な神経や血管の除去をしなければならないこともあり、それが原因で勃起不全となってしまうケースがあります。
多くの医師はできるだけ術後に満足な性生活が営めるように血管や神経は残すように努めるのですが、どうしようもない場合もあるということです。
そしてこれと似たケースが骨盤骨折や脊髄損傷などによる外傷です。
これらの場合は損傷した程度によって自然治癒する場合もありますが、残念なことにそのままの状態となってしまうこともあります。
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